牛什麺(ニューチャップ)の名店「玉宝」

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牛什麺(ニューチャップミー)とは客家料理の牛肉煮込みスープ麺。ニューチャップ屋はコタキナバル市内に数あれど、その中でもナンバーワンといわれる名店が郊外のムンガタルにあります。

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店の名前は「玉宝(ニョクパウ)」。

30年近く前からムンガタル商店街で営業しているお店で、元々の店主→息子に引き継がれ、現在このムンガタル店は娘さん(お嫁さん?)が切り盛りしています。元店主のお父さんはイナナムの店に屋台を出し、息子さんはリンタスに支店を開き、現在はトゥアラン、テノムなんとクアラルンプールのミッドバレーメガモールのフードコートやジョホールバルにも家族で手広くお店を展開して現在全7店舗。

ここの牛什麺の特徴は飲み干したくなる優しい味のスープと肉の柔らかさ!牛の薄切り肉、すね肉、胃袋、スジ、ミートボールが入っていますが、どれも柔らかくしっかり味が染みています。

麺はミー、ミーハルス、ミーフン、クイティアオから選べます。私はフォーのようなクイティアオ派ですが、細麺のミーハルスもラーメンぽくて美味しいです。

昔と比べるとここもかなり値上がりし一杯RM10になりましたが、この美味しさと牛肉のボリュームなら納得の値段。

街中にお店がないので旅行者の方は行きにくいですが、郊外の街に足を伸ばした際にNyuk Pauの名前を見かけたらぜひ試してみて下さい。

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2016年5月追記)

「玉宝」ついに街中に進出!ガヤストリートの「KHEN NAM HONG」という食堂に屋台出店しました。

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早速こちらの牛什麺を食べてみましたが、自慢のスープの味は本店と変わらぬ美味しさ。具のお肉はムンガタルの本店やイナナム店の方がジューシーで柔らかい気がしますが、街中で食べられる牛什麺の中ではやはりここがイチオシです。本店ではネギがトッピングされてますが、こっちのは載ってなかったので見た目がちょっと地味ですね。そのせいなのか量の違いなのか、こちらは本店より安くて一杯RM9でした。

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ガヤストリートの門から入ってすぐの右手、ラクサで有名なイーフンの2軒隣です。

■Nyuk Pau Ngiu Chap

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